建学の精神・教育理念・教育目的

本学は、平成19年4月に、山口芸術短期大学を基盤に、教育者・保育者の養成を目的とした専門大学として山口に開学しました。
郷土の先覚者・吉田松陰が説く「至誠」の心を軸に、芸術を基盤とする教育を通して豊かな教養と感性を身につけ、新しい時代に対応できる高度な専門知識と教育力を併せ持った教育者・保育者の養成をめざしています。

教育学部の建学の精神、教育理念と教育目的

建学の精神

 吉田松陰先生の「至誠」を建学の精神とします。
「至誠」とは、自らの身をなげうって、教育に温かな愛情を注ぎ、次代の礎を築こうとする、誠をつくす精神です。


教育理念

 建学の精神「至誠」にもとづき、教育における芸術の役割を重視した「芸術を基盤とする教育」を教育理念とします。
芸術は感動を生み、心身の能動的・有機的な活動を引き起こし、熱意や喜びをもたらします。また豊かな感性や自己を表現する意欲、創造性などを育み、人格形成に重要な役割をもっています。


教育目的


 教育理念「芸術を基盤とする教育」にもとづき、次のような教育者・保育者の養成を目的とします。

  • 芸術を希求することによって自己の人格を高め、豊かな人間性を身につけた教育者・保育者

  • 生涯発達的な視点から、乳幼児・児童生徒の生活実態や発達、学びの連続性を理解し、高度な専門性を身につけた教育者・保育者

  • 社会全体で子どもを育てていくことの重要性を踏まえ、地域の資源を活かしながら専門機関、家庭、地域社会と連携・協働できる教育者・保育者

  • 時代のニーズに柔軟に対応し、個性豊かな人材の育成や平和で文化的な社会の構築を担うことのできる教育者・保育者


  • 大学院教育学研究科の建学の精神、教育理念と教育目的

    建学の精神

     吉田松陰先生の「至誠」を建学の精神とします。
    「至誠」とは、自らの身をなげうって、教育に温かな愛情を注ぎ、次代の礎を築こうとする、誠をつくす精神です。


    教育理念

     山口学芸大学大学院教育学研究科は、「芸術を基盤とする教育の実践と理論的体系化」及び「子ども学発展への寄与」を教育理念とします。
     芸術は、豊かな感性や自己を表現をする意欲、創造性など育み、子どもの人格形成に非常に重要な役割をもっています。また、子どもの人格形成に携わる教育者・保育者自身が芸術を通して自己表現する喜びを知り、それを他者と共有することの素晴らしさを経験することは、優れた教育者・保育者にとって必要不可欠なことです。
     さらに、生涯発達的な観点から、乳幼児期から児童期までの子どもの生活や発達・学習の連続性、すなわち幼児教育と小学校教育との連続性について学べます。また、社会全体で子どもを育てていくことの重要性と時代の要請を踏まえ、学校(幼稚園を含む)と、家庭や地域社会との連携に関して学びます。このような総合的な視点から、子どもの課題を発見し、子どもの成長発達のための条件や支援について探求します。


    教育目的

     大学院教育学研究科は、教育学部で形成した教育者・保育者としての資質を、さらに学問的成果のもとで一層充実させ、以下の二つの資質を備えた教育者・保育者を養成することを目的としています。

    1.  教育学や心理学などの高度な学問的成果に学び、真理を探究するとともに、山積する教育課題に対応する資質
    2.  教育実践および芸術表現について深く分析し、高い教育実践力と芸術表現力によって教育課題に対応する資質



    創立者

    創立者 二木 謙吾

    二木 謙吾(1897~1983)

    山口師範学校(現山口大学教育学部)卒。
    「至誠」を生涯にわたる信条とし、小学校教員として教育者の第一歩を踏み出し、37歳の若さで宇部小学校(現上宇部小学校)の校長(当時宇部市最年少)となる。 その後、昭和17(1942)年宇部女子商業学校校長に就任。昭和20(1945)年に財団法人宇部女子商業学校(慶進高等学校の前身)を設立し、理事長に就任。学校経営に情熱を傾けるかたわら、昭和22(1947)年より山口県議会議員を3期つとめ、副議長、議長を歴任する。昭和37(1962)年より参議院議員を3期つとめ、国や地方の教育振興に奔走し、この間、昭和41(1966)年に宇部女子高等学校美祢分校(現 成進高等学校)と宇部中央自動車学校、昭和43(1968)年に山口芸術短期大学を設置する。
    昭和54(1979)年、勲一等瑞宝章を授与される。 昭和58(1983)年12月永眠。