在学中に訪れた教育実習先の「道徳」の授業で、普段はワークシートを記入しないという児童が最後の行まで書いてくれたことから、教えることの楽しさを知ったことが本気で教師をめざすきっかけになりました。現在勤務している支援学校では、児童一人ひとりの教育的ニーズを把握し、学校、家庭、地域の3者が連携し合いながら特別な教育的手立てを考え、児童が抱える教育上の困難を解消するためのサポートを行っています。仕事をする上で欠かせない人前で話す力や自己表現する力は、学生時代に学んだことです。また、学生会長として体験したことも合わせ、4年間の豊かな経験は人生の財産となり、今後の自分を支えてくれるものだと思います。
小学校の担任の先生に憧れて教師をめざすようになりました。また、教育実習中に子どもたちと関わることで喜びを実感できたことが、その気持ちに拍車をかけました。今の職場でも、学習や生活について児童と一緒に悩んだり、できなかったことができるようになったと共に喜び合ったりすることがたくさんあります。そうした密度の濃い関わりは児童だけにとどまらず、教員同士や地域、家庭にも拡がり、人として成長し続けることができる職業だと感じています。これからも大学で学んだ子ども目線で考える視点を大切にしながら、未来を切り開く「やまぐちっ子」を育成したいと思います。後輩の皆さんも、子どもたちと一緒に成長する自分自身に出会ってください。
幼い頃から子どもに関わる仕事に就くことが夢だったことと、小学校時代に支えてくださった恩師に憧れていたことから教師の道を選びました。小学1年生を受け持った時には、在学中に学んだ幼児期の発達や保育に関する知識や経験がとても役に立ちました。また、実習基礎演習で身につけた人前で表現する度胸も自信に繋がっています。何事にも前向きに取り組み、チャレンジし続ける教師でいることが私の目標です。
市内のさまざまな園と連携できる環境に惹かれ、公立の職場を選びました。保育する上で一番に考えるのはやはり子どもたちのことですが、保護者との信頼関係を築き、支援することもとても重要だと思っています。学芸大学では実践的な授業が多いので、学んだことをすぐに現場で活かすことができますし、苦手だった造形も手厚くご指導いただいたお蔭で、今では日々、子どもたちと楽しく取り組むことができています。
中学生のときに幼稚園を訪問し、子どもたちのパワーに感動したことで、「子どもたちと一緒に毎日を過ごしたい」と幼稚園教諭をめざすようになりました。大学の実習で学んだ知識をベースに、子どもたちや先生方とのふれ合いを通して保育に対する幅を拡げ、考えを深めることができています。在学中はオープンキャンパスや学園祭の企画にも携わり、助け合える仲間に出会えたことが宝物になっています。