2022.10.04
この度、山口学芸大学は、山口大学および山口県立大学との三大学連携事業として、文部科学省の「地域活性化人材育成事業(SPARC)」に採択され(令和4年8月30日付)※1、9月2日(金)には山口大学において、参加3大学の合同記者会見が行われました。
3大学の連携事業の特色は、「ひとや地域のwell-beingに貢献する文系DX人材」、すなわち、デジタル化による変革(DX・デジタルトランスフォーメーション)の理解の上に立って地域課題を解決に導くことのできる「文系DX人材」の育成に、協働で取り組むところにあります。
本学では、現在、Society5.0の時代に活躍できる人材育成を掲げた宇部学園ビジョン2030の実現に向け、教育職・保育職を育成する教育学部として、幅広い教養科目、子どもと関わる資質を育てる「子ども学」、保・幼・小・中・高・特別支援学校の多様な教職科目、芸術系科目などの「学びの幅を広げる科目」、グローバルな視点で地域課題を解決するPBLを含む「グローバル学」といった、本学独自の専門教育プログラム(教員養成)を展開しているところです。
今後は、3大学が連携・協働して実施する「SPARC教育プログラム」と組み合わせ、STEAM教育の強化や文理横断による総合知創出を図る「小・中STEAM人材育成教育プログラム」(対象者10人程度)を設け、デジタル変革の時代において、将来の地域課題の解決や新たな時代に対応する学びにも貢献できる、より質の高い教員の輩出をめざします。※2
なお、上記のプログラムは、2024年度入学生から試行的に取り入れ、2026年度から本格実施に入ります。
※1
・〈文部科学省WEB頁:「地域活性化人材育成事業~SPRAC~」選定結果について〉
・日本学術振興会WEB頁:「地域活性化人材育成事業~SPRAC~」審査結果
・SPARC:Supereminent Program for Activating Regional Collaboration
※2