学長挨拶

「至誠」を建学の理念とし、芸術を基盤とする教育を継承します


 山口学芸大学は、今年度開学10周年を迎えました。2007年4月、山口芸術短期大学を母体として創設された、教育者・保育者の養成を主眼とする大学です。2011年4月に大学院教育学研究科を設置し、2016年4月には従来の初等幼児教育専攻に加え、中等教育専攻(英語)を教職課程として整備しました。

 山口芸術短期大学から受け継がれた建学の理念「至誠」は、本学においても教育がなされるにあたっての基本的な志を規定したものであり、これは子どもの教育・保育に携わることを目指している学生にとってはもっとも根幹とすべき精神といえます。

 本学はこの建学の理念のもと、「芸術を基盤とする教育」を通して芸術を愛し、人間性豊かな、格調高い人格の形成を目的としています。また、21世紀が抱える課題に立ち向かうのに必要な知識と知恵、そして教職に対する強い使命感を持った感性豊かな教育者・保育者(小学校教諭、幼稚園教諭、特別支援学校教諭、保育士、及び中学・高等学校教諭等)の養成を目指しています。幼児から青年期までの人間形成において最も大切なこの時期に、豊かな感性を育て創造性を育むことが重要であると考えます。そのための有効な手段となるのが音楽や造形などの芸術・デザイン系の教育です。本学では、個人レッスンや少人数での演習、子どもと触れ合う実習など、実践を重視した教育を行うことにより、表現力・指導力・実践力を有し、豊かな人間性と高いコミュニケーション能力を具えた教育者・保育者を育成しています。

 加屋野前学長の志を引き継ぎ、本学の教職員・学生の皆様と共に、大学の新たな時代を切り拓いて行く所存です。

三池 秀敏 (2017年12月20日)

山口学芸大学 学長

三池 秀敏 Miike, Hidetoshi

プロフィール
1948(昭23)年生まれ。
九州大学工学部卒業後、九州大学大学院工学研究科電子工学専攻博士課程修了
工学博士(専門分野:物性物理、非線形科学、視覚工学)
山口大学理事・副学長を退職後、2016年に山口学芸大学に着任。
副学長を経て、2017年12月より山口学芸大学、山口芸術短期大学学長。

●西ドイツ・マックスプランク研究所博士研究員(1987.4-1988.3)
●日本時間学会理事
●情報処理学会会員
●日本物理学会会員
●形の科学会会員

≪著書≫
・非平衡系の科学Ⅲ:反応・拡散系のダイナミックス(講談社サイエンティフィック1997)、三池秀敏、山口智彦、森義仁共著
・パソコンによる動画像処理(森北出版1993)、三池秀敏、古賀和利編著
・身近な流体力学(丸善2000)、三池秀敏他共著