OB・OGからのメッセージ

大学で学んだ内容について「このことだったんだ」と現場で日々、実感。

img 大谷 祐哉

大谷 祐哉さん山口県立華陵高校出身 山口県内の小学校に勤務

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念願の小学校教師となって1年、今、改めて山口学芸大学で学べたことに感謝しています。3年生の担任として子どもたちと接する中で、大学時代の学びや先生方からの指導を思い出し、「あれは、こういうことだったんだ」と日々実感しています。特にゼミの先生から「学習内容・学習方法・学習規律が大切」と繰り返し叩き込まれた言葉をかみしめています。

振り返ると、新設されたばかりの山口学芸大学に僕が入学したのは"子どもスペシャリストになる"という特徴にひかれたからでした。小学校・幼稚園の教員免許と保育士資格が全て取得できる...ということは、子どもについて幅広く学び、奥深い知識を身につけた上で子どもと向き合うプロになれる...と思ったのです。

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実際、入学してみるとまさに授業がギッシリ、勉強することがたくさんありましたが、先生方は学生一人ひとりの顔を覚え、それぞれに合った指導をしてくださいました。全く弾けなかったピアノや不得意だった造形も個人指導のおかげで上達し、採用試験にも不安なく臨むことができました。また、実習が多く、子どもたちと直に接することで自信がつきましたし、子どもに関する問題意識の範囲も広がったと思います。

学生全員が教職や保育職を目指している雰囲気も最高でした。夢を共有しながら頑張っていこう...という熱気が刺激となって、自分の力を引き出してくれたと思います。
大学卒業後は山口学芸大学大学院に進みました。大学院では研究を深めると同時に、担当教授と一緒に小学校などに出かけて現場体験を重ね、さらに密度濃く学ぶことができました。大学院1年を終えた時点で山口県教員採用試験に合格しましたが、採用延期制度を利用して、大学院を修了してから就職することができました。ですから現在、大学院で得たことも日々の授業に生かしていかなくては...と思っています。

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今、子どもたちが本当に可愛く、喜怒哀楽を共にしていく喜びを感じています。教師になることができて本当に幸せです。この幸せは、山口学芸大学で学んだおかげです。感謝の恩返しは、いい先生になることですよね。子どもたちが楽しく通える学校、さらには「勉強って楽しい」と思ってくれる授業になるよう、これからも自分で研修テーマを決めて精進していきたいと思います。


保育職は最高。そう思えるのはこの大学のおかげです。

img 吉次 亜理沙

吉次 亜理沙さん山口県立防府高校出身 亀山幼稚園勤務

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高校卒業の頃から、将来は保育職に就きたい...と夢みていました。そして、より良い保育者となるためには幅広い年齢層の子どもについて理解を深めることが大切だと思っていたので、山口学芸大学はまさに理想の大学でした。小学校教諭、幼稚園教諭の免許と保育士資格が取得でき、小学校・幼稚園・保育所などさまざまな現場で実習経験を積める点が私の望みとぴったり一致していました。
いくつもの免許や資格取得を目指す勉強は大変でしたが、同級生のほとんどが同じ目標に向かって頑張っていて、それが当然といった雰囲気だったのがよかったと思います。

芸術教育を重視する大学として、ピアノや造形の授業が多かったことも印象に残っていますし、授業で鍛えられたことが現在、保育現場でとても役立っています。授業で学んだ手あそびをアレンジして子どもたちに見せることもあります。絵本の読み聞かせの授業では、私が先生役として読み、子ども役になった仲間が改善点などを指摘してくれましたが、その経験も現場で生かしています。

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さまざまな実習の後には仲間と情報交換をして、現場の先生方の言葉がけや一人ひとりの子どもに応じた対応について学び合うことができ、すごく有意義だったと思います。同じ夢を抱いた仲間と一緒に学んだ連帯感を、今も温かく思い出します。

現在、毎日可愛い子ども達と過ごし、たくさんの笑顔に触れることができて幸せです。子ども達が日々違う姿を見せてくれることが新鮮です。また、園生活や行事などを通して成長が感じ取れるのもうれしく、保育職は本当にすばらしい仕事だと思います。

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こうして望みどおりの仕事に就けたのも山口学芸大学の先生方が学生一人ひとりをよく理解し、気にかけてくださったからだと思います。特にチューターの先生とはじっくり話す機会が与えられ、進路のことや不安なことなどを相談できて心強かったです。就職支援体制もすばらしく、私立幼稚園採用試験や公立保育職採用試験などの対策、過去のデータなどをしっかり示してくださり、大変有り難かったです。

授業や実習の充実ぶりはもちろんですが、一人ひとりを丁寧に見つめ、指導していくことの大切さを知ったことも大学4年間の収穫でした。山口学芸大学で経験した全てのことに感謝し、今後の保育現場で生かしていきたいと思っています。