2021.06.03
6月2日現在、山口県の感染状況は、国の分科会が示す指標のうち、直近一週間の10万人当たりの新規感染者数(9.2人)やPCR陽性率(3.7%)は「ステージⅡ」の段階に戻りましたが、病床使用率は53.7%と最も深刻なステージⅣ(50%以上)、療養者数は26.2人とステージⅢ(20人以上)が続いています。また、依然として、県内の学校では感染者の発生が見られます。
このため、山口県は、6月20日まで感染拡大防止集中対策期間を延長し、また引き続き感染状況をステージⅢとして、県外との往来の自粛や外出機会の半減、感染防止対策の一層の徹底を呼び掛けています。
また、文部科学省の「学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル(Ver.6)」によれば、リスクの高い環境は、「3密」と「大声」であり、この環境下では「接触感染」や「飛沫感染」に加え、換気の悪い部屋等で微細な飛沫が漂い続け、離れた距離でも、長時間にわたって感染が起こるという「マイクロ飛沫感染」が起こりやすいことが指摘されています。
ついては、本学の行動基準もステージⅢを継続し、引き続き、対面授業と遠隔授業の効果的な実施を行いながら、マイクロ飛沫感染も意識した徹底した感染防止対策に努めるとともに、学生の皆さんの学修機会の充実やオープンキャンパス・LINE相談等高校生の皆さんへの情報発信等、種々の活動との両立に向けた工夫を行ってまいります。
6月以降、教育実習や保育実習等も本格化してきました。本学では、学生と学校・施設等が相互に安心・安全に実習等を実施してもらうために、任意ではありますが、新型コロナウイルスPCR検査(唾液採取PCR検査キット)を大学の半額補助により受検できる体制を整備しています。
6月以降の実習や介護等体験に参加される学生の皆さん、その他の教育活動等において希望される学生の皆さん、どちらでも利用できます。実習や活動開始等の2週間前までに、学生部に申し込んでください。