学生・教職員の皆様へ 「変異ウイルスへの危機感をもってステージⅢへの対策を」

2021.05.11


「自ら率先し、仲間や家族とともに、地域とともに」


山口県では、4月中旬から1か月近く、毎日二桁のコロナウイルス感染者数が続き、クラスターも続発しており、国の分科会が示す指標のうち、病床使用率、療養者数、直近一週間の10万人当たりの新規感染者数(5月10日現在16.2人)は「ステージⅢ」に該当するとして、感染状況がステージⅢに引き上げられました。隣りの福岡県では5月12日から緊急事態宣言が発令され、広島・岡山県も三桁の感染者数で日々最多人数を更新しています。
小、中、高校、支援学校、大学と、山口県内の学校でも校種を問わず感染者が出ており、変異ウイルスの感染力の強さや怖さを身近に感じている人もいるのではないでしょうか。今後の教育実習・保育実習、就職活動が予定通り実施されるかということも懸念されます。
ついては、本学の行動基準も、変異ウイルスへの強い警戒感・危機感をもって感染防止対策がとれるよう、「ステージⅢ」の段階に入ることとします。外出は必要最低限に抑え、会食をせず、「感染防止対策の最大限の強化」に努めて、実習予定先、就職希望先の皆さんに安心して迎えていただけるようにいたしましょう。

Ⅰ. 本学の行動基準 (ステージⅢ)

感染症予防のための行動基準 ※運動部等、集団の活動は、今後の感染状況によっては、制限が大きくなる可能性があります。


Ⅱ. 学生も、教職員も、5つの基本対策を「確実」に

 手洗い・換気・3密回避(室外でも)・マスク(食事中の会話時も)・会食はがまん



Ⅲ. 移動や外出の自粛について

(1)就職試験等のやむを得ない場合を除き、 県外移動は強く自粛を求めます。
  1.  5月末までの緊急事態宣言地域(東京、愛知、京都、大阪、兵庫、福岡の6都府県)、まん延防止等重点措置の区域(沖縄、愛媛、埼玉、千葉、神奈川、岐阜、三重、北海道の8道県)への不要不急の移動は強く自粛を求めます。
  2.  就職試験や教育実習等で、①の都道府県に移動する際は、学部・学科が作成している県外移動届を提出してください。また、移動先での感染予防に最大限留意し、帰山後原則2週間は登校を控え、①健康観察記録表を記入しましょう。その間の授業等は、遠隔(オンデマンド型やTeams上での課題設定等)で対応することとします。
  3.  ①の地域についてはもちろんのこと、感染が大幅に拡大している県外への移動は厳に慎んでください。

(2)通学以外の外出、実習前のアルバイト、大声での会話も控えましょう。

 山口県内はもとより、山口県と行き来の多い関西や九州、岡山、広島県の感染者数の大幅な増加は、これまでの想定をはるかに超え、山口県へのさらなる影響が懸念されます。通学以外の外出や不特定多数の人が出入りする場所はできるだけ避けましょう。教育実習等2週間前からは、アルバイトも原則禁止です。学内外での大声での会話は、飛沫感染のリスクが大です。



Ⅳ. 体調不良で登校を迷った時の対応や緊急時の連絡等について

  1.  「ひょっとして」と感染を疑ったり、「体調が悪いがどうしたらよいかわからない」時は、すぐに、②「新型コロナ感染症対応フロー」を確認しましょう。
  2.  今後の感染状況によっては、本学教育活動に関する急な変更をお知らせすることがあります。Webページやメール、Teamsで毎日確認してください。


Ⅴ. 教職員の皆様へ

  1.  授業中の指定座席表の提出がまだの方は学部学科支援員へお願いします。
  2.  やむを得ない県外移動等で登校制限のある学生等には、Teams上での課題提出や遠隔授業をお願いします。
  3.  今年度前期のチーム作成申請がまだの方はお急ぎください。

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