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学生、教職員の皆さんへ「後期授業の開始にあたっての新型コロナウイルス感染症防止対策について」

2020.09.18


「自分を守ろう、仲間や家族を守ろう、地域を守ろう」


   8月後半以降、山口県では複数の感染者数の報告が日々続き、県内初めてのクラスター発生も報道されるなど、大変心配されましたが、9月中旬以降、感染者数増は少し落ち着きを取り戻した感があります。一方、全国的には、一日の新規感染者数は551人(9月16日)と依然として多く、長期的な対応が求められています。大学にとっても、感染症の拡大防止と、学修活動等充実の両立が、今後の課題です。ついては、後期からの授業時間帯も含んで、後期の本学における感染防止対策を今一度お知らせしますので、学生の皆さんには、引き続き気を緩めることなく以下の感染症防止のための行動を続けながら、仲間や教職員、地域の方々との交流も図り、充実した大学生活を送っていただきたいと思います。


防止対策の本学の基本方針

  1. 学生・教職員やその家族、地域の方々の健康と命を守ることを最優先する。
  2. 卒業要件・教員免許等の資格取得に関わる授業等の実施を優先する。
  3. 課外活動、対外イベント等については、地域の感染拡大の状況を見ながら、計画的・段階的、かつ慎重に再開する。
  4. 県境をまたぐ移動の自粛要請は行わない。ただし、感染拡大が顕著な地域への不要不急の移動、感染リスクが高い施設や感染防止対策が徹底されていない施設への外出は控えるなど、慎重な行動をとる。
  5. 感染予防にかかる本学の行動基準は、文部科学省の9月3日に改訂した「学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル」における「新しい生活様式」を踏まえた学校の行動基準を基に、県内出身者が8割を超える学生の現状、通学圏、授業実態、日常的な行動範囲等を考慮して判断するものとする。

【参考】「新しい生活様式」を踏まえた学校の行動基準 文部科学省「学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル」から抜粋

地域の感染レベル 身体的距離の確保 感染リスクの高い教科活動 部活動
<自由意志の活動
レベル3 できるだけ2m 程度
(最低1m)
行わない 個人や少人数での感染リスクの低い活動で短時間での活動に限定
レベル2 1mを目安に学級内で最大限の間隔を取ること 収束局面:感染リスクの低い活動から徐々に実施
拡大場面:感染リスクの高い活動を停止
感染リスクの低い活動から徐々に実施し、教師等が活動状況の確認を徹底
レベル1 1mを目安に学級内で最大限の間隔を取ること 適切な感染対策を行った上で実施 十分な感染対策を行った上で実施

本学の感染予防のための行動基準について

9月15日現在、本学は地域の感染レベルを「レベル1」と判断し、レベル1の行動基準に基づくこととする。

※レベル1:感染者の散発的発生及び医療提供体制に特段の支障がない段階(「新型コロナウイルス感染症分科会提言における分類」から)
身体的距離の確保:1mを目安に、学級(教室)内で最大限の間隔を取ること
感染症リスクの高い教科活動:適切な感染対策を行った上で実施
部活動:十分な感染対策を行った上で実施


後期の授業形態について

  • 後期も、感染の再拡大に備えて、講義形式の授業は、対面授業と遠隔授業の並行を継続します。
  • 現在の感染状況においては、演習・実習等の授業は、対面授業を主とします。
  • 感染状況の悪化によっては、遠隔授業が主になる場合があります。

大学施設の活用について

  • 学内の全ての施設は、これまでと同様、利用が可能です。図書館や学生ホール、学生ラウンジ、情報処理教室、音楽実技練習室等、各施設等が指示する感染対策を十分に守った上で、積極的に活用してください。

⒈ 後期からの授業時間帯について(別紙1参照)

  • 後期の授業開始は9時40分からです。
  • 午後の授業は13時30分からです。いずれの学科・コースも、昼食休憩時間は12:50~13:30です。昼食休憩時間が伸びましたので、「十分な手洗い」、「3密回避」や「マスク着用」等、自己管理に一層努めてください。

⒉ 手洗いの徹底について

  • 登校したら、まず、流水と石けんで手洗いをしましょう。手洗いを丁寧に行えば、さらにアルコール消毒を行う必要はありません。
  • 昼食会場が分散されれば、昼食前の手洗い場所や昼食後のトイレ場所も分散できます。十分時間をかけて手洗いをしましょう。
  • 共用の機器等(パソコン、楽器等)を使用した場合も、使用後の手洗いを徹底して下さい。

3.マスク着用の徹底と熱中症対策について

  • 公共交通機関の利用時、会話やグループワークを行う授業時、学内での休憩時間等は、必ずマスクを着用してください。5分間の会話は、一回の咳と同じです。
  • 特に食事中は会話や向かい合っての食事は控え、食事後は速やかにマスクをしましょう。
  • 授業中会話をしない場合、あるいは暑さで息苦しいと感じた場合などは、熱中症等のリスク回避のため、マスクを外したり、一時的に片耳にかけて呼吸するなど、臨機応変に対応してください。
  • 教職員は、暑さで息苦しいと感じたり、高温多湿で熱中症が懸念されたりする場合は、熱中症防止を優先し、マスクを外す判断や指示、配慮をお願いします。
  • マスクを廃棄する際は、ビニール袋等に入れ、袋の口を縛って密閉してから廃棄しましょう。

⒋ フェイスシールドの活用について

  • フェイスシールドの飛沫防止効果についてはまだわかっていないことが多く、現段階は、マスクなしでフェイスシールドのみで活用する場合は、十分な身体的距離を取ってください。

⒌ 換気について

  • エアコン使用時も含め、換気は、30 分に1回以上、数分間程度、窓や扉を広く開けて行います。常時換気を行う場合には、扉や窓を狭く開けたとしても、廊下側と窓側を対角にあける方法をとることにより、効率よく換気ができます。

⒍ 健康観察記録表の継続について

  • 引き続き毎朝、自宅での検温、風邪のような症状(咳や息苦しさ、喉の痛み、鼻水、倦怠感、頭痛等)の確認、昼食場所等の行動記録を健康観察記録表(別紙2参照)へ記入してください。

7.授業時の感染予防について

  • 学生部または保健室に電話連絡の上、無理をせず、症状消失の翌日まで自宅で療養してください。
  • 登校後に症状がみられた場合、保健室または学生部学生課に連絡後、速やかに帰宅してください。いずれの場合も必要に応じて受診をしてください。
  • 少なくとも以下のいずれかに該当する場合は、山口県新型コロナウイルス感染症専用相談ダイアル(083-902-2510)へ相談してください。
  • 息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさ(倦怠感)、高熱等の強い症状のいずれかがある場合
  • 重症化しやすい方で、発熱や咳などの比較的軽い風邪の症状がある場合
  • 上記以外で、発熱や咳など比較的軽い風邪の症状が4日以上続く場合

⒏ 新型コロナウイルス感染症の感染が疑われる場合、濃厚接触者となった場合、あるいは、感染した場合などについて

  • 感染の診断を受けた場合は、主治医や保健所の指示に従い、完治の診断を受けるまでは、登校・出勤は禁止です。経過観察を指示された場合も同様に登校・出勤しないでください。
  • 学生の場合は学生部に、教職員の場合は事務部に、速やかに連絡をしてください。
  • 上記連絡があった学生については、自己都合による欠席扱いとしません。
  • 課題やレポートの活用、追試等の代替措置等、単位の修得等に不利益が生じないよう配慮します。
  • 誰もが感染する可能性があります。今後もし大学関係者で感染が確認されたとしても、感染者や濃厚接触者を責めたり、誹謗中傷の対象としたりせず、思いやりをもって行動しましょう。

⒐ 座席の配置について

  • 後期も、座席は、引き続き、各授業担当教員が指定します。担当教員の指示に従ってください。ただし、体調等による配慮の必要な人は遠慮せず申し出てください。

⒑ 感染リスクの高い学修活動における留意点

  • 体育の授業では、近距離で組み合ったり接触したりする活動は、できるだけ控えてください。
  • 合唱や管楽器演奏、組み合ったり接触したりする体育活動といった、特に感染リスクが高い活動を行う場合は、回数や時間を絞ったり、アクリル板等を活用したりするとともに、3密回避の徹底を図りながら行うこととしていますが、学生の皆さんも、「十分な身体的距離を継続する」、「同じ方向を向くようにする」、「使用前後の手洗い」等に留意してください。

⒒ フェイスサーモメーター(顔認証型体温検知器)による検温について

  • A棟出入り口に、フェイスサーモメーターを設置し、外部から来られた方々にも検温にご協力をいただいています。学生の皆さん、教職員の皆さんも、朝、自宅での検温に加えて、登校時にもサーモメーターで必ず検温してください。

⒓ 課外活動等について

  1. クラブ活動、学生自治活動等について
    1. 活動は2時間以内(最終20時)
    2. 参加人数は教室定員の半分以下で30人以下とする。体育館及び屋外では総人数30人以下。
    3. 3密を回避し、ソーシャルディスタンスを確保すること。
    4. マスクは着用するが、激しい動きを伴う時は強制しない。
    5. 活動記録(時間、内容、参加者名簿等)を記録保管すること。
  2. ボランティア活動等の学外活動への参加や対外イベント等の実施について
    • 30人以下の活動に限り可とします。ただし、感染リスクの高い活動は控えてください。
  3. 飲食を伴う懇親会は引き続き禁止です。

⒔ 後期における県内外の移動について

⑴ 山口県内や感染リスクの低い地域への移動について
  • 山口県内や、感染リスクの低い地域への外出・移動であっても、今後、他地域からの移動が増加すると見込まれることから、感染リスクの高い施設の利用を控えたりするなど、感染予防を継続してください。
⑵ 感染リスクの高い地域への移動について
  • 移動先やその周辺地域の感染状況を確認の上、今一度慎重に検討し、極力控えてください。
  • 実習や就職活動等で、やむを得ず感染リスクの高い地域に移動する際は、移動先において、用務以外の外出・行動は避けてください。
  • 移動先においても、友人・知人等で集まり、会食をしたりすることは厳に慎んでください。
  • 移動中及び帰学後2週間は、健康観察記録・行動記録を継続するとともに、「3密回避」や「マスク着用」・「手洗い」などの感染予防対策を一層徹底してください。
  • 発熱や呼吸器症状(咳や息苦しさ、のどの痛み、倦怠感、頭痛等)、味覚異常等が認められた場合には、速やかに保健所及び大学に連絡し、指示を仰いでください。(原則、就職活動等は中止です。)
  • 感染リスクの高い地域から山口県へ戻った後は、原則として2週間は登校を控えてください。
  • 原則2週間の登校自粛については、直近1週間の感染者数や先週までとの比較の数値、交通機関、各市の具体的な感染状況など、総合的に判断しますので、学部、各学科に相談してください。
  • 登校自粛期間の学修は、メールやWebツール等を利用した授業を行い、不利にならないように対応しますので、居宅での受講や課題の実施に努めてください。また、生活指導についてはチューターが対応します。

⒕ 教職員の皆様へ

  • 教職員の皆様は、以上の項目を確認の上、学生への指導や授業での対応を行っていただきますよう、お願いいたします。