6/1からの新型コロナウイルス感染症防止対策について

2020.06.01

 5月14日に山口県で緊急事態宣言が解除されて2週間が経過しました。しかし、北九州市ではこの9日間86人もの感染が報告され、感染者の再急増に、北九州に隣接する下関市を中心として、山口県内も予断を許さない状況です。
 ついては、6月1日時点での本学における感染症防止対策をまとめましたので、学生及び教職員の皆様には改めて気持ちを引き締め、以下の感染症防止のための行動を続けてください。

本学の防止対策の基本方針
  1. 学生・教職員やその家族、地域の方々の健康と命を守ることを最優先する。
  2. 卒業要件・教員免許等の資格取得に関わる授業等の実施を優先する。
  3. 当面、一切の対外イベント・学外活動を自粛する。
  4. 当面、不要不急の外出・出張を自粛する。

1.通学・通勤について

  • 毎朝、自宅で検温をするとともに、風邪のような症状(咳や息苦しさ、喉の痛み、鼻水、倦怠感、頭痛等)がないかを確認し、健康観察記録表へ記入してください。
  • 公共交通機関の利用時はもとより、乗車前・降車後も含めて、できるだけソーシャルディスタンス(2m以上、最低でも1m以上)をとるよう心がけてください。
  • 通学・通勤途上、他者との会話は避けましょう。
  • 通学に不安のある学生は、授業担当教員またはチューターに相談してください。課題やレポートの活用によって不利益が生じないように対応します。

2.発熱や咳など、比較的軽い風邪の症状がある場合

  • 学生部または保健室に電話連絡の上、無理をせず、症状消失の翌日まで自宅で療養してください。
  • 登校後に症状がみられた場合、保健室または学生部学生課に連絡後、速やかに帰宅してください。
  • 自宅療養中、健康観察記録表への記入を継続し、健康管理に努めてください。
  • 症状が続く場合は、保健所に相談してください。

3.新型コロナウイルス感染症の感染が疑われる場合、濃厚接触者となった場合、あるいは、感染した場合などにより、欠席した授業、定期考査等の取り扱いについて

  • 発熱や咳などの比較的軽い風邪の症状の場合も含め、学生部等へ連絡があったものについては、自己都合による欠席扱いとしません。
  • 課題やレポートの活用、追試等の代替措置等、単位の修得等に不利益が生じないよう配慮します。
  • 通学時の公共交通機関の混雑時間帯を避けるために授業の開始時刻に間に合わない場合、遅刻 扱いにはしません。ただし、その旨を授業担当教員に申し出てください。

4.学内施設の利用について

  • 通学後、すぐに石けんによる手洗いやアルコール消毒液等により手指消毒を行います。
  • 学内、学外に関わらず、マスクを着用してください。マスクは売店でも購入できます。
  • 学生ホールやソフィアルーム、教室、食堂等では会話を控えソーシャルディスタンス(できるだけ2m、最低でも1m以上)を保って着席してください。

5.対面授業について

  • 遠隔授業と並行して実施しますが、今後状況によっては、遠隔授業を拡大する場合があります。
  • 午前9時30分からの授業開始は、当面、継続する予定です。
  • 原則マスク着用です。熱中症が懸念される場合、教職員は、マスクを外す判断や指示をお願いします。その際は、換気や十分な距離を保つなどに留意して下さい。
  • 教室の入室前に、石けんによる丁寧な手洗いやアルコール消毒液等により手指消毒を行います。
  • 共用の機器等(パソコン、楽器等)は、ペーパータオル等で清掃・除菌を行います。
  • 万が一の場合の感染経路追及のため、座席は、各授業担当教員が指定します。担当教員の指示に従ってください。ただし、体調等による配慮の必要な人は、遠慮せず申し出てください。
  • 熱中症予防のため、適宜、水分補給をしてください。
  • エアコン使用時も含め、30分に一回程度は5分程度の換気をしてください。授業終了時、窓及び出入り口は開けたままにし、速やかに退出もしくは帰宅しましょう。
  • 体育の授業では、近距離で組み合ったり接触しあったりする活動は避けてください。教員の指示によってマスクを外して活動する場合は、十分な距離をとってください。また、体育館も換気を行ってください。
  • 向かい合っての発声、近距離のグループワークや歌唱、管楽器の演奏等、感染リスクの高い活動を実施する場合は、一定の距離を保つ、同じ方向を向く、回数や時間を絞るなど工夫してください。歌唱を伴う授業担当教員はアクリル板等を使用願います。

6.遠隔授業について

  • 感染の第2波に備えて、遠隔授業を継続します。
  • 居所に十分な通信環境がない場合、大学施設(パソコン、Wi-Fi)を使用することが可能です。ただし、「3密」を防ぐため、利用者数によっては制限をすることがありますので、利用する場合は、授業担当教員に申し出てください。
  • 感染防止対応の長期化が予測されることから、遠隔授業を拡大する場合があります。可能な限り、自宅での遠隔講義の受講、課題の提出に十分な情報機器(パソコン、スマホ等及び無線ルータ等)を揃えていただければ幸いです。(必要なパソコンのスペック等については、遠隔講義オリエンテーションでお知らせしたとおりです。)
  • Microsoft Office365の使い方で不明点がある場合は、授業担当教員やチューターに相談してください。

7.食事について

  • 食事前には、石けんによる30秒以上の手洗いまたは消毒液等による手指消毒を行いましょう。
  • 食事中は特に、会話は控えソーシャルディスタンス(人との距離2m)を保ってください。
  • 対面ではなく、横並びで食事するようにしましょう。
  • 昼食後は速やかにマスクをし、休憩中も含めて会話は控えめにしてください。
  • 昼食場所の記録をし、健康観察記録表に記載してください。
  • 学生食堂では弁当のテイクアウトが可能です。密集、密接を避けて食事をしてください。また、事前の食券購入が可能ですので、混んでいない時間帯の食券購入にご協力ください。

8.課外活動について

  • 引き続き、当面の間、全面活動停止です。また、昼夜関係なく、飲食を伴う懇親会等は禁止です。

9.外出・移動の自粛について

  • 県境をまたぐ移動について、山口県は6月から段階的に解禁する予定ですが、本学では引き続き、自粛をお願いします。特に北九州市については、当面移動を控えてください。
  • 県内も引き続き不要不急の外出は控え、特に市外への通勤・通学以外の移動は自粛してください。