2023.10.19
山口学芸大学では、9月22日(金)にて2年生の山口調査隊プレゼン会を開催しました。学生はグループごとに山口県内各地を訪問し、その魅力を発見しました。
学生が主体的に調査を進めて発表まで行いました。山口のプリン、パン屋やチョコレートなどについて焦点を当てたグループ。祭りや公園巡りを行ったグループ。それぞれの視点で調査をしています。プレゼン会の司会や講評は3年の先輩学生が行っています。
発表学生の感想
〇今回の調査活動で、ほかの人と協力することの大切さやコミュニケーションをとる中でお互いを尊重しあう大切さを学びました。意見を出し合う中で相手を否定せず、肯定しながら、改善点を出し合うスタンスについて学ぶことができました。
〇調査の予定のスケジュール調整が大変でした。全員合わせるのが難しかったので、少人数に分かれてそれぞれ調査を行いましたが、それはそれで、お互いの情報を伝え合うことに苦労しました。プレゼンテーションではクイズなど聴衆とのつながりを意識した内容にすることができたと感じました。今までの授業で学んできた、プレゼンテーションの技術が生きたと感じています。
〇班のメンバーの予定を合わせるのが難しかったけれども、なるべく都合を合わせて調査を行いました。普段同じ英語の専攻とよく話をしていますが、幼保や特別支援の授業を受けている人との交流が少ないです。今回、そんな人たちと深くかかわることができました。話をあまりしたことない人と移動しながら話すのはとても楽しく、普段授業を受けるだけでは知れない一面を知ることができました。
〇いろいろなお祭りに調査に行くのが楽しかったです。
参観学生・先生の感想
〇先輩たちの楽しそうな写真やその写真に合わせて面白く解説していてよかった。また、班によってさまざまな工夫を見ることができました。特に7班のニュース形式の構成や編集が凝っていて楽しんで最後まで見ることができました。来年、自分たちが行うのが楽しみになりました。
〇見ている人も巻き込む発表で楽しかった。県外出身なので、山口のおすすめスポットを知ることができたので、ぜひ行ってみたいと思った。
〇ともに同じ体験を共有することで、調査隊でないと味わえない体験ができたのではないかと思います。体験を楽しんだり、協力するのを楽しんだりする経験が学生たちを成長させると思います。
学生たちがチームとして主体的に調査を行い、その中でそれぞれの考え方や視点の違い、チームとして動くむずかしさと楽しさを経験しています。プレゼンテーションでは相手を引き込むプレゼンまで到達したチームもあり、大学で学んでいることを実践する良い機会になりました。皆さんの経験が将来への糧となりますように。
担当教員
川野哲也