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学長と学生の対談

一期生トキメキ対談|私たちはここで夢と向き合い未来を見つめる。

先生との距離が近い

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金子嵩史
萩市出身。保育士志望。学生会の会長、サークル「子どもの木」の副会長。バレーボール部に所属。「ムードメーカーです」(by永田君)

学長 大学生活を過ごしてみて、高校時代とは違う手応えなどを感じていますか?

漆谷 現場のご経験が豊富な先生方が多いと感じています。口調が優しく、子どもの目線を理解し大切にして、子どもへの伝え方を丁寧に指導してくださいます。入学直後には躊躇していましたが、最近は先生方のお話をもっと聴いてみたいと思って、先生方の研究室をよく訪ねるようになりました。研究室では授業では聴けない奥深い話なども聴けて、高校生の頃には味わえなかった大学生らしい時間を過ごしています。

学長 それはとてもいいことですね。1学年定員50人という少数教育にこだわった本学だからできることの一つですね。本学の先生方は、みなさん一人ひとりの顔と名前はもちろん、性格とか目指しているものまで把握して指導されています。マンモス大学だとそうはいきませんからね。

金子 確かに先生との距離がとても近い感じがします。おかげで直接先生のお話を聴いて、こんな考え方もあるんだな!と気づくことが多く、自分の視野が広がってきたように思います。「幼児音楽」で習った手遊び歌や「子ども基礎演習」でのストーリーに歌と台詞を付けてドラマ仕立てにするドラムジカなど、授業を通してさまざまな実践的な教授法を学び、すごく楽しくて、子どもたちもきっと喜ぶだろうなと思いました。

学長 もう既に先生になったような心構えだね(笑)。一年次からそういう専門的な演習などを取り入れて、実践的な授業を行っているのも本学の特徴なんですよ。全員が教育者を目指す教育の専門大学だからこそ可能なカリキュラムといえるでしょう。

夢はデッカク海外へも

学長 大学には2つの教育が求められているといわれています。一つは、卒業後、職業人となるための高度な専門教育。そして、もう一つは卒業後、社会人として人生をより豊かに生きるための幅広い教育、この2つです。

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漆谷光留さん
松江市出身。保育士か幼稚園教諭志望。大学祭の実行委員を務めた。バレーボール部に所属。「学祭ではみんなを引っ張ってくれました」(by金子君)

あなたたちにとって教育者になるための専門の勉強はもちろん重要ですが、もう一つの教育も大切にしなければなりませんね。外国に行き広い世界を学んだり、サークル活動やボランティアなどを通して貴重な体験をしたり、テーマはたくさんありますね。学生時代は4年間もあります。いろいろなことに没頭できる時間もチャンスもたくさんあるはずです。さまざまなことに挑戦して、豊かな人生の礎を築いてほしいですね。
みなさんはどんなサークル活動をしていますか?

杉山 私は写真部と映画観賞部に入っていますが、もう一つ、今一番力を入れているのは「子どもの木」というサークル活動です。先日、子どもたちと一緒に秋芳洞の洞窟探検などをして触れ合って来ました。とても楽しかったです。

永田 僕も「子どもの木」に参加していますよ。また、理科支援員として市内の小学校の理科の授業の手伝いをしたのもよかったです。理科の学習内容もですが、授業のやり方とか、子どもたちの反応を目の当たりにできて、とても勉強になりました。

金子 僕もいくつかのサークルに所属していますが、やはり「子どもの木」に参加し、副部長として秋吉台を担当しました。秋吉台少年自然の家と連携した、子ども向けのイベントを企画・運営するものです。レクリエーションなどについても研修を受けて、勉強になっています。あと、バレーボールもやっています。それと、僕は学生時代に世界各国の子どもたちがどういう生活をしているか、教育事情・授業現場について知りたいと思っています。たとえばイタリアでは光を使って物を表現する授業があると聞きました。どうやって授業するのか、そういうことをもっと知りたいと思っています。もちろん実際に外国を見て回りたいというのが本音ですが(笑)。

学長 大学生活の4年間に、留学などの機会を作って外国に行ってみるのもいいでしょう。山口県からは韓国や中国へは比較的安く行けるし、学割という特権を大いに利用してください。学生時代ならではの旅をすれば得るものは多いはずですよ。国際的な交流を広げることは非常に貴重な体験ですね。

「可能思考」でガンバレ!

山根 私も、高校時代の先生が海外ボランティアをしておられたので、外国には興味を持っています。さきほど永田君が小学校時代に沖縄の歌などを習って世界が広がった、って言っていたように、海外旅行に限らずいろんな経験をすることは、教育者になってからもきっと役立つと思います。

漆谷 私は写真が好きで、外国の風景や子ども達の写真などを見て、行って見たいなーと思っています。もし行けたら、その経験を子ども達にどう伝えるかな、とか、いろいろ考えたりもしています。

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永田雄大
北九州市出身。小学校教諭志望。入学式では新入生代表の誓いの言葉を述べた。ソフトテニス部に所属。「県外のことも教えてくれます」(by杉山さん)

学長 そのとおりです。将来、みなさんが教壇に立ったとき、そういう体験について語ればきっと生徒達の心に強く響くでしょう。みなさん自身がそうだったようにね。 今日、こうしてみなさんと話してみて、それぞれがきちんと目的を持って毎日を送っていることを確認して安心し、感心しました。常に目的を持って生き、前向き思考でいることは、非常に大切なことです。
最近の脳科学では「可能思考」ということが明らかになってきています。これは、人生において、いつも積極的で前向きでいると、その人の頭の中には成功回路ができる。逆に消極的で否定的だと失敗回路ができる…というものです。勉強もスポーツもサークル活動も、すべて可能思考で頑張ってほしいですね。みなさんたち一期生が4年間を終えて卒業するときに、教育者になるという夢がかなうかどうか、一つの結果がでます。そのときを目指して、大学生活を積極的に過ごしてほしい。みなさんが思い切り勉強するための環境は整っています。これは自信を持って言えますが、本学の教授陣は最高のスタッフがそろっています。応援体制は万全ということですね。安心して勉強してください。 そして、教授陣、先生方とおおいに語り合ってほしいですね。大学の先生とのつきあいは、一生涯にわたって続くものですから、4年間でそんな絆を築いていってほしい。私自身、学長室のドアは、常に開け放していますから、いつでも気軽に訪ねてきてください。これは以前から続けていることで、山口芸術短期大学の学生たちは、気軽に訪ねてくれています。まあ、夏や冬の冷暖房の時期は仕方なくドアを閉めていますが、私の心のドアは常に学生のみなさんのために開けてあります。どんどん訪ねて来て欲しい。そして、たくさんのことを語り合い、力を合わせて山口学芸大学をすばらしい大学にしていけたらと思います。

※今回の座談会に出席してくれた山口学芸大学一期生5人のプロフィールは、自己紹介ならぬ「他己紹介」。仲間について第三者に説明する"他己紹介"は、「子ども基礎演習」の授業でも行われています。

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