教職実践演習(中・高)に外部講師をお招きしました

2020.12.17

 教師の専門性は「使命感や責任感,教育的愛情に関する事項」,「社会性や対人関係能力に関する事項」,「生徒理解に関する事項」,「教科等の指導に関する事項」という4つの領域から成り立っています。教職実践演習(中・高)は,中・高の教員免許取得を希望するすべての学生が4年生の後期に受講する授業です。この授業を通して学生は,入学からこれまでの学びを振り返り,先述の4つの領域における資質が身についていることを確認します。
 先日,この授業に外部講師をお招きしました。講師にお招きした尾羽根公介先生は,2018年3月まで山口県内の中学校で校長先生をされていた方です。教員としての約40年間に及ぶ経験に基づいて,教師になる上で大切なことをお話ししていただきました。講義内容は,「先生と呼ばれることの重み」,「生徒・保護者と信頼関係を築くことの大切さ」,「先生にとっては日々が研修であること」,「特別支援教育の重要性」,「生徒のひとりひとりに歴史があること」等,多岐にわたっていました。
 生徒が発する見えないサインを読み取ること,生徒を誉めて認めること,してはいけないことは論理的に叱ること等,ご自身の経験に基づいて教師になる上で大切なことをお話していただきました。講義終了後は受講生が積極的に質問していました。
 この授業の受講生は,2017年4月に本学に入学した学生たちです。入学時のことを考えると知識,指導技術,そして人間性という点で大きく成長しました。彼等らはあと数ヵ月で本学を卒業し,教育者として教壇に立ちます。本学での学びと経験をいかして,生徒から信頼される教員になってください。