授業紹介:実習基礎演習

2013.10.08

1年次後期に開講される実習基礎演習の授業風景です。
かなり独創的な授業で、学生は提示された課題をスタンプラリー形式で進んでいきます。

課題の内容は、

課題1「実習準備レポートの作成」
課題2「職員朝会等で教職員に向けて挨拶・自己紹介」
課題3「子どもたちを前にした挨拶・自己紹介」
課題4「歌遊び(手遊び)」
課題5「一人芝居」
課題6「絵本読み」
課題7「幼児歌曲を歌う(視覚的教材を使う)」
課題8「素話」
課題9「コント」
課題10「腹話術」
課題11「なぞなぞクイズ」
課題12「施設見学事後レポート」
課題13「幼稚園見学事後レポート」
課題A「グループ・レクリエーション」
課題B「グループ・シアター」
(課題1~13は個人、課題A・Bはグループ)

本学の特色でもある表現力を重視しており、
相手に伝わるようなはっきりした声と身体表現が求められます。
与えられた時間内に収めることも大切です。


学生は各自で練習し、自分で納得できた時点で発表する。
教員がそれを審査する。
学生も真剣ですが、教員も真剣です。

合格がもらえると次の課題に進めるという形式。
もちろん不合格もあり、何度も再チャレンジできます。
がんばる学生はどんどん新たな課題にチャレンジできます。


授業はまだまだ始まったばかり。
最初の「自己紹介」で既に壁にぶつかっています。
教職員に向けて堂々と、そして子どもたちに向けて表情豊かに。
どう使い分けるかが問われます。


一番のプレッシャーは、順番を待つ同級生の視線。
「見られている」という緊張感が、学生を大きく成長させます。
固くなってしまったり、恥ずかしくなってしまったりしていた学生も、
回を重ねるごとに堂々と発表できるようになります。

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課題4の歌遊びです。
順番を待つ学生が「子ども役」。
相乗効果で、どんどん盛り上がっていきます。

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控室では友達の前で発表の練習をし、
お互いにアドバイスをし合う光景が見られました。

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早い学生では、課題8まで進んでいます。
その様子は、順次ご紹介していきます。