2013.07.18
連日の猛暑のなか、正門からの坂を上りきると、少し涼しさを感じさせる朝顔の鉢植を発見しました。
3年生の有志で育てているそうです。
でも、この朝顔、どこか不思議…
そう、近づいて見ると、上の部分の花は精巧にできた造花でした!
でも決して、ふざけているわけではありません。
学生に事情を聞くと、
「花が咲いていないと可哀想だからと警務員さんが飾ってくれました!」
と笑顔で答えてくれました。
きっと、春に咲き誇った花がなくなり、少しさみしくなったキャンパスに、
少しでも潤いを…との想いだったのでしょうか。
その方の優しい心配りと、その気持ちに気づき、感謝できる学生の素直さに
夏の暑さを少し忘れる爽やかな気持ちになりました。
そして、ついに待ちわびていた本物の朝顔も咲きました。
いくつかのつぼみも待ち構えています。
靏もどんどん伸びています。
8月を迎える頃には、きっと造花に負けない花が咲き誇っていることでしょう。