子ども学講座Vol1
子ども基礎演習
■ 「声による表現」
山口学芸大学では、幼稚園や保育所、小学校などで子どもたちと関わりあう中で、子どもとその環境について様々な視点から理解を深め、実体験を通して問題を解決する能力を養う多彩なカリキュラムを「子ども学」と位置づけています。まず1年次には、「子ども基礎演習」として、自分が考え表現したことを他者と共有すること、学習・調査研究に必要な基礎知識・技能を習得します。
担当の教員によって4つのカテゴリーに別れますが、1年を通して全員がすべてのカテゴリーを受講するグループ学習になっています。
今回は<声による表現>のご紹介です。
保育や教育の現場では、話す、語る、読む、歌うなど声や言葉によるコミュニケーションが多くの割合を占めています。自分の声や話し方など、少し意識してみるだけでずいぶん変わります。
6時間が1サイクルの授業で、1時間目は実際に声を出しながら日本語の母音を大切に、子音が発音される仕組みを理解し、感情豊かな声を出す練習をします。「おかあさん」と言う言葉も、語り手の感情によって何通りにも表現できますね。
2、3時間目でその練習を生かし、一人ずつ絵本の読み聞かせをします。

聞いている人は、気付きカードに良い点や改善点を書き、読み手に返します。自分と他者の感じ方の違いを知り、良い点を伸ばすことで自信につながります。

これからの4~6時間目には、5~6名のグループに分かれ、字のない絵本を使い、せりふや歌を入れてオリジナル歌絵本を作り発表しあいます。
絵本のページにどんな言葉(せりふ)や歌を使うかを話し合い、練習する中で、人と声を合わせる楽しさを感じ合えたらと思います。
(担当 准教授 坂本 久美子)
