Q&A

受験前には、受験生も保護者の方々もあれこれ迷ったり、疑問や不安に思うことが多いもの。
本学についてしっかりと理解して気持ちよく受験し、安心して入学していただけるように、よくある質問をまとめてみました。

教育実習の実習園や実習校は、どうやって決まるのですか?
基本的には、まず学生に実習の希望園、希望校の調査を行います。その後大学内で調整し、決定した園や学校に本人が直接伺い承諾を得ることで実習先が決定します。公立の場合、希望する市によっては、大学と教育委員会との調整で実習園や実習校が決まることもあります。
教員採用試験は、かなりの狭き門と聞きます。本当に合格できるか不安で、進路に悩んでいます。
地方での教員採用試験の競争率はとても高く、教員養成の大学を出れば簡単になれるというものではありません。大学の授業を大切にすると同時に採用試験受験の準備にどのように取り組むかなど、十分な対策を備えた教育内容のもとで、本人が大学での4年間をいかに充実させて過ごすかにかかっています。不安なことは誰も同じです。教育者になりたいという夢があるなら、まず一歩を踏み出すことです。本学では同じ夢を持った仲間が切磋琢磨しながら夢の実現に向けて頑張っています。
人と関わることが不得意なので、教育者・保育者を目指すことに不安があります。 こんな気持ちのまま入学してもよいのでしょうか?
教育・保育は人と関わることが基本です。様々な授業や実習を通して、人前で発表したり表現したり、また、子どもたちと触れ合う経験の場が多数用意されていますし、同じ志を持った仲間と支え合っていけば、知らず知らずの内にそのような不安は解消されていくことでしょう。そんな不安を抱えて入学した先輩たちも、何事にも積極的に取り組み、頼もしく成長している姿が見えますので安心してください。
子どもと触れ合う機会が多いとのことですが、具体的に聞かせてください。
本学では2年次からの本格的な実習に向けて1年次から幼稚園・保育所・施設での見学実習の機会を設けています。また、「子ども学」関係の授業の中でも実際に子どもと触れ合う機会を多く持っています。その他、小学校の特別支援員や理科支援員として、また、少年自然の家や地域の障害児の支援といったボランティアで、多くの学生が子どもたちと積極的に関わっています。
「芸術を基盤とした教育」が一つの特徴になっていますが、音楽や美術はそんなに得意ではありません。そんな私でも大丈夫でしょうか?
人間形成の基礎を育成する重要な役割を担うのが情操教育です。本学には、たくさんの芸術系の科目がありますが、個人に応じたグレード別の少人数レッスンや一人ひとりの潜在的な能力を引き出していく授業内容なので初心者でも大丈夫ですよ。また、経験のある人は、更に表現技術を高め、音楽的・美的センスを磨くことも十分に可能です。まずは、音楽や造形で表現する楽しさを感じられるといいですね。
面接がすべての入試に課せられていますが、どのような面接が行われるのか具体的に教えてください。
将来、子どもたちの前に立つ教育者・保育者を養成する教育学部という性格上、学力だけではなく人物や適性といったものも重視しています。3~4名の教員による個別面接で、平均5分程度、志望理由や目的意識などを問う質問をいくつかさせてもらいます。明るく元気に自分の言葉で語ることが大切です。
特待生制度について詳しく教えてください。
学習成績、人物共に優れ、学習意欲旺盛で他の学生の模範となる学生を支援、奨励するため、授業料の半額、あるいは全額にあたる奨学金を支給するものです。入学時は基準を満たした希望者を対象に、入試判定資料・面接結果などを総合して判定します。2年目からは年度ごとに見直しを行い、成績上位者の中から制度の趣旨に沿った学生を選考し奨学金を支給します。山口学芸大学は頑張る人を応援します!
男女の比率はどのくらいですか?
保育者養成も兼ね備えた教育学部ということで女子学生の割合が高いと思われがちですが、本学では在籍者の約3割が男子学生です。
小学校では学習指導要領の改訂により「外国語活動」という授業が必修化されると聞いていますが、大学では対策を取られてますか?
本学では、最新のLL機器を導入し、ネイティブ・スピーカー、そして小学校英語教育の分野で優れた実績を持つ教員による「英語」「英語科教育法」の二科目を新たに取り入れ、実践的な英語教育法と授業展開のノウハウを学べるよう対策を講じています。