〈初等幼児教育専攻〉学びのポイント

0歳から12歳まで

多彩なカリキュラムを通じて、0歳から12歳までの乳幼児・児童の教育・保育を担う高い見識と専門的知識を身につけた子ども教育のスペシャリストを育成します。


【Point 1】教育現場で求められる力を養い、蓄える

  1. 子どもたちの感情を理解し、対応できる 優れたコミュニケーション能力
  2. 子どもたちの感性を伸ばし、応えることができる 豊かな表現力
  3. 子どもたちの状況を常に把握し、対処できる 確かな観察力と把握力
  4. 子どもたちや保護者の相談に対応できる 穏やかな人間性
  5. 特別な配慮を必要とする子どもたちにも向き合える 柔軟性と幅広い視野

【Point 2】芸術教育を通して感性豊かな子どもを育てる実践方法を学ぶ

芸術は豊かな感性を育て、表現する意欲を養い、創造性を育みます。特に乳幼児期から児童期にかけての芸術教育は、生涯にわたっての心身の基盤、人間形成の基礎を育成します。本学はこの芸術教育を重視し、実践的な芸術的表現力を身につけます。

【音楽系の科目】わらべうたと地域文化

造形表現

うた、あそび、ことば、伝承・伝播、地域性をテーマに、わらべうたが伝承・伝播されたものであること、子どもの文化財であることを理解し、保育者・教育者としての実践力を養います。

【美術系の科目】造形演習

英語

小学校の図画工作科における造形あそびや平面造形、立体造形等の演習を通して、題材の研究と材料・用具に関する知識の理解と技術の習得をめざします。

【Point 3】カリキュラムの特色は、『子ども学』

『子ども学』は、子どもの育ちや親の子育てを支援する、より実践的・総合的な学問として注目を集めています。
本専攻では、この『子ども学』を重視し、カリキュラムの中心に据えています。『子ども学』の授業では、子どもが生活し、学んでいる保育所や幼稚園、小学校などに積極的に出かけるなど実体験を通して自己課題を明確にします。
また、関連科目を学ぶことで、子どもとその環境についてさまざまな視点から理解を深め、『子ども学』の専門性を高めます。

1年次

子ども基礎演習

教育者、保育者としての表現力を多方面から追究し、自分の感じたこと、考えたことを表現し、他者と共有する力を養います。また、これからの学習や調査研究に必要な基礎知識・技術を習得し、学ぶことの喜びを実感して学習意欲を高めていきます。

子ども表現実践演習

2年次以降の教育実習・保育実習に向けて、実習生としての心構えや意識、意欲を高めることをねらいとしています。子どもや施設利用者とのかかわりを深める技術について体験的に学ぶことが、この科目の特徴です。たとえば「歌遊び」「ペープサート」「一人芝居」「グループでの劇」。個人で、あるいはグループで繰り返し練習することで、基礎的な実践力を形成します。 自己の課題を明確にし、他者と協力することで、教育者・保育者としての資質を高めていきます。

2年次

子ども実地研究

半期毎に課題を1つ選択し、小学校、幼稚園、保育所、児童館、福祉施設などでのボランティアやフィールドワークを通して得た知見について考察・分析する方法を学びます。同時に子どもたちと直接ふれ合うことで、観察力やコミュニケーション力も習得します。企画・進行から記録・事後学習までの全てを学生自身が行うことで、企画力や協調性を養いながら、自ら深めていきたい研究分野を見出します。

1〜4年次

『子ども学』関連科目

体験的な学びを補強し、『子ども学』の専門性をより高めるために「子どもと教育」「子どもの心理と保育」「子どもと福祉」「子どもと芸術表現」を設定しています。例えば「子どもと芸術表現」では、グループ別に人形劇を創作し、保育現場で発表します。子どもの年齢や発達段階、興味関心を踏まえ、体験的な学習と論理的思考との循環を目的としています。

4年次

卒業研究

演習科目での体験的な学びと講義科目での理論的な学びを統合するのが卒業研究です。3年次までの学習での気づきや疑問を大切にし、専門職としての探究心を育みます。『子ども学』に関連したテーマを自ら設定し、1年をかけて卒業研究に取り組みます。